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「ReoGrid V5」Avalonia 対応版リリース — Mac でも Linux でも動く高性能スプレッドシートコンポーネント

2026年8月25日

UNVELL株式会社は、.NET向けスプレッドシートコンポーネント「ReoGrid V5」の Avalonia 対応版をリリースしました。同じコード、同じ .NET プロジェクトが、Windows でも macOS でも Linux でもそのまま動作します。

ReoGrid V5 の Avalonia 版は、ReoGrid V5 のコアエンジンをそのまま利用する形で作られているため、V5 の良さをそのまま継承しています。

■ クロスプラットフォームでありながら、超高性能

Avalonia 版も V5 と同じコアであるため、V5 の核である完全仮想化がそのまま効きます。データが10万行でも100万行でも、1画面の描画にかかる時間は同じ約6.5ミリ秒で、60fps を保つための1フレーム16.7ミリ秒の中に収まります。画面1枚ぶんのセルの読み取りは30.4マイクロ秒、読み取り経路のメモリ確保は0バイトで、従来設計(ReoGrid V4)の95.4マイクロ秒・90.8バイトに対して時間で3.1倍、確保メモリで78.8倍の差です。1,000万セルを保持して1セルあたり16.4バイト・156MB、従来設計の298.2バイト・2.78GB に対して18.2倍に収まります。数値は AMD Ryzen 9 9900X / Windows 11 / .NET 10.0.10 / Workstation GC・3回計測の中央値(2026-08-25 実測)です。エンジンは3つのOSで同一のものを使うため、この設計特性がそのまま Mac と Linux にも効きます。

■ 日本語入力(IME)対応

Avalonia 版のセルエディタは Avalonia の入力メソッド機構に対応し、変換中の候補ウィンドウがキャレットの位置に追従します。macOS の日本語入力でも、Linux の Fcitx/IBus でも同じ挙動です。非編集セルの上で日本語入力を始めるとその場でエディタが開くため、Excel と同じ操作感が3つのOSで揃います。コピー・貼り付けは Windows・Linux では Ctrl、macOS では Cmd と、それぞれのOSの作法に従います。

■ 1つのDLL、1本のライセンス

パッケージは unvell.ReoGrid.One.Avalonia 5.0.0。ターゲットは net10.0 で、コアエンジン・数式エンジン・XLSX/PDF入出力・Avalonia コントロールを含む単一の自己完結DLLです。NuGet 依存は Avalonia(11.3.17)の1つのみで、これはコントロールが利用側と同じ Avalonia にバインドする必要があるためです。ライセンスは1本で WinForms / WPF / Avalonia / ヘッドレスのすべてをカバーし、V4 用に発行済みのキーもそのまま通ります。

■ PDF 出力も日本語のまま

PDF 出力は依存ライブラリゼロで動作し、日本語フォントを内蔵して埋め込むため、macOS でも Linux でも同じ日本語PDFを出力できます。出力後のテキストは検索とコピーが可能です。用紙サイズ・余白・拡大縮小・印刷タイトル・ヘッダー/フッターも Windows 版と同じページ分割エンジンを共有するため、Windows で作った帳票レイアウトが Linux のコンテナの中でそのまま再現されます。

■ 現時点の対応範囲

セル編集(IME対応)、書式、条件付き書式フルセット、セル型6種、数式エンジン、Undo/Redo、クリップボード、オートフィル、データの入力規則、シート保護、検索・置換、フリーズ枠、アウトライン、交互行、ズーム、画像表示、XLSX・PDF・JSON・CSV入出力に対応しています。オートフィルタのドロップダウンUI、並べ替え・カスタムフィルタ・検索のダイアログ、プリンタへの直接出力は WinForms版・WPF版が先行しており、機能自体は3コントロール共通のAPIとして利用できます。組み込みUIは順次 Avalonia 版へ展開します。

詳細は記事「Mac でも Linux でも動く高性能スプレッドシートコンポーネント — ReoGrid V5 Avalonia 対応版リリース」をご覧ください。